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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

最新記事

【私の男】幼女に手を出すということは殺人でさえもするということ 

アカデミー賞でしたね。ツイッター実況を観てました。
でもってバタバタしております。
なんせ娘が今年卒園でして、役員なので会議とかプリント作りとかいろいろありまして・・・
なので書きたいことがたまっています。追い付きません!

娘、6歳なんで、幼女が絡むしんどい映画を観ると胸が痛みます。
基本「ハッピー♪」な作品は好まないのでかなりの耐性がついてると思うのですが

【私の男】モスクワ国際映画祭にて主演の浅野忠信氏が賞をいただいた作品です。
作品自体も金賞だったそうな。(金賞のすごさはイマイチわからないのだけど)
私は熊切監督の作品は合っていて好きなので面白かったのですが、友達にお薦めはしづらいな・・・
中高生の皆さん、間違ってもデートで観ないように!

これ、映画化すると聞いたときに、気になって原作も読んだんです。
最近は本なんてほぼ読まないんですが、エグイ内容なのに次男妊娠中に読んで辛かった記憶が。
 →原作感想・『私の男』「お父さんの涎飲みたいの。」STOP!近親○姦!(記事のタイトルからして酷いw)

地震(津波)で、ひとりぼっちになった女の子「花」を、養女として引き取った25歳の「淳悟」という青年。
一応「親子」の位置づけだけど、彼らの生活は人には見せられないような日々。
涎も、裸も、なんだかわからん汁も満載。
原作でも映画でも「指の匂いが取れず嗅ぐ」シーンがあり、それが臭くて嫌なんじゃなくて、相手のことを思い出して舐めちゃうというね。
理解不能な世界でーす。

原作はミステリーでもあり、結婚する「大人の花」が、どういう出来事があって、淳悟との関係を築いてきたか、それに加え、とある事件のことも、遡るにつれ解き明かされます。
こんなに素朴(に見えた)な花ちゃん・・・
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 映画は、幼女の頃から時系列は順を追って進みます。
なので割と早い段階で「事件」が起きるのだけど、そこに重きは置いてなくて、あるのは「2人の歪んだ愛」。
歪んだ、といっても理性や常識だけを考えればのことで、観る人によっては「究極の純愛」ともとれるんじゃないかと。

先に自分に6歳の娘がいる、と言いましたが、10歳の花役の女の子が、車で淳悟に「キスして」と言うんですよ。
小説でそのシーンがあったかは定かではないんですがね、すごく違和感ですよ。
津波で家族を亡くした9歳の子が、淳悟を「他人な気がしなかった」にせよ、心が壊れている状況で「キスして」というか?と。
(映画では家族が亡くなってもケロっとしてる風ではあります)
せいぜい「ずっと一緒に」とか「抱きしめてほしい」とかが限度じゃないかな、しかも子役の子が幼く見えすぎてすごく嫌悪してしまった。
自分の子は6歳だけど、この子役の女の子と同じ年くらいに見えるので、このシーンは嫌だったな・・・。
 ※作中に子役とおっさんのチューはでてきません!
高校生の花と浅野氏のセックスシーンより嫌だったわ。
myman.jpg

wikiでは「性的虐待」って書いてあり、もちろん他人から見ればそうなんだけど、本人達はそれだけじゃない。

津波の後避難所で、花はわりとケロッとした様子で周りの大人と喋るので、「冷めた子ども」とか「家族への愛情がない」感じに捉えたらいいのかな?と思ったけど、私的には
「他の大人には一切無言だけど、淳悟にだけは初めて会ったときから笑顔を見せて喋る」ほうが、2人の関係がわかりやすくていいのになーと思ったけど。

あれ?映画では「実は淳悟は花の本当の父親」っていう表現あった?
これ重要だよね。
2人を、血が、強く結んでいるのです。

二階堂ふみちゃん、まだ20歳なんだよね。いやー女優魂ですわ。

ちなみに25歳当時を演じる浅野氏も、現在の年齢相応で25歳には見えなくてちょっと残念ではありますが
(じゃあ特殊メイクでもしろというのは無理があるので、これが限界とは思うけど)
喋り方とか立ち振る舞いは若者っぽく見えたので、俳優さんってすごいのね、とは思いました。

今年の北海道は、例年よりは暖かく、雪が早く溶けそうです。
でもこの映画はほんと寒い。「痛いくらいの寒さ。」
【海炭市叙景】でもそうだったけど、熊切監督の雪のシーンは本当に美しい。
真っ赤に染まるエグいセックスに対比した真っ白な流氷をぜひ見てほしいと思います。

とんでもない話ではあるけど、花が妊娠しなかったことが救い!
カテゴリー、シリアスにするかで迷ったんですが、究極の愛ということで。

 >>二階堂ふみちゃんの他の作品レビュー色々<<

Category: 恋愛

Thread: 邦画

Janre: 映画

Tag: インセスト  2014  二階堂ふみ  浅野忠信    (監督)熊切和嘉 
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『私の男』「お父さんの涎飲みたいの。」STOP!近親○姦! 

映画化するので原作読んでみたシリーズ。
いやいやここんとこ体調崩してて、そんな中読むのが答えた一冊。

2007年に直木賞も受賞した本作ですが、インセスト(近親相姦)を扱っているので
読むのに躊躇する人もいるよね、きっと。


映画化にあたってキャストを聞いていたので、もうそのイメージにどっぷり浸からせていただきました。

・腐野淳悟(くさりの じゅんご)=浅野忠信
 花の養父。25歳で花を引き取った。

・腐野花(くさりの はな)=二階堂ふみ
 震災で家族失った9歳のときに、親戚だった腐野淳悟の養女となる。

物語は2008年の現在から始まり、徐々に過去へ遡っていく。

①2008.6 花と、ふるいカメラ(淳悟40歳、花24歳)
花の結婚式。サムシングオールド(祖先の幸せを受け継ぐジンクス)として
淳悟が持ってきたのはワケアリのカメラだった。

②2005.11 美郎と、ふるい死体(淳悟37歳、花21歳)
美郎(花の婚約者)と花の出会い。花と淳悟の家に行った際の出来事。

③2000.7 淳悟と、あたらしい死体(淳悟32歳、花16歳)
東京。淳悟が、訪ねてきたある人を殺してしまう。

④2000.1 花と、あたらしいカメラ
北海道で高校生となった花。東京に引っ越すまでの出来事。

⑤1996.3 小町と、凪(淳悟28歳、花12歳)
小町(淳悟の恋人)目線で話が進む。花の存在を煙たがる。

⑥1993.7 花と、嵐(淳悟25歳、花9歳)
一人ぼっちになった花と、淳悟の出会い。その後の生活。

話はサスペンス、はたまたミステリーっぽい要素もあるのですが、
かなり初めの段階で問題点がドーンと暴かれてしまうので
犯人やら秘密を考えるというより、読みものとしての本ですな。

桜庭一樹さんの本は、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『荒野の恋』を読みました。
後で知ったんですが、桜庭さんラノベ出身で、この2作品ともラノベなんですわ~
でも私にはラノベどうこう関係なく、桜庭さんの文章が結構合っているようで読みやすいです。



んで本作ですが、もうね、歳は近いとはいえ、養父と娘のあんなシーンが出てきますので
特に「花12歳~16歳」辺りは、淳悟の年齢が私の同級生や旦那さんの年齢に当てはまる。
もうね、理解できない世界・・・(なので小説なんですがね)

娘「ピアスがほしい」
父「まだ早いよ」
中学のお祝いでダイヤのピアスをプレゼントしてくれた父。
娘は「まだ耳に穴開けちゃダメだから」という理由でピアスを口に入れモゴモゴ・・・
いやあ、使い古しのピアスじゃないだけまだ大丈夫か!?

16歳になった娘。
お父さんの指についたジャムだかジャムのついた指だかを舐める、しゃぶる。
鼻くそほじった指かもしれんよ?

もう心から理解できないのは、ヨダレをごっくんする描写です。
父が娘の・・ならまだしも、女の子がおっさんの涎を飲み込むなんて理解不能。
ちゅーまでにしといてくれ。あとバスの中もやめてな。

そんなゴリゴリ生々しい描写に鳥肌立てられつつも、最後まで惹きこまれた。
気持ち悪いとは思いつつ、2人は究極の純愛を貫いているんだな~と。
この描写をどこまで二階堂ふみちゃんと浅野氏が演じてくれるんだ、興味はあります。


この小説の舞台は東京と北海道で、北海道の紋別は特に寒いところ。
5月に入ってからのニュースで「紋別は雪が降りました・・・」と聞いて
そんな極寒の地で撮影していたのか、心からクルーの皆様にお疲れ様を言いたい。
ちなみに大震災もストーリーに絡んできます。
どこまで映すのかな、熊切監督


若干のネタバレと私の引っ掛かりポイントは、下の方に青字で書いてますので
興味のある方はご覧ください^^


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Category: *映画化

Thread: 読んだ本の紹介

Janre: 本・雑誌

Tag: 二階堂ふみ  浅野忠信  (監督)熊切和嘉 
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【海炭市叙景】たまには空を見て、自分は幸せだと言ってみる。 

レンタルが始まってわりとすぐ観たんですが、
感想がうまくまとまらなくて書けずにいました。
とりあえず年内に跡を残しておこうと思って、雑ですが書きます。


細かい説明の前に、見て最初に思ったことは、映像がとても綺麗。
きれい という言葉では安っぽくなってしまいそうだけれども
寒い北国ならではの、シン。。。と静まり返った雪の日の感じがリアル。

ストーリーに、無職になってしまった兄妹の年越しシーンがあるのだけれど
彼らが大晦日に街を歩くシーン。

他の街ってどうなんだろう。
年越しライブに行く人とか、日の出を見に行くカップルの車とか
そこそこ人が出歩いていて、街がシーンと静まる、なんてことはあるのかな。
私は田舎者ですので、あるんです。その静まり返った街の風景が。

高校生の頃、それこそ大晦日に蕎麦を買い忘れたので
コンビニにカップ麺を買いに行ったんですよ、歩いて15分くらいのとこに。
そしたら22時頃だってのに、街が静まり返って、雪がしんしんと降ってた。

そのしんしんと雪が降ってシバれた(方言です)街の空気の感じが
この映画からすごくリアルに伝わってきてゾワゾワっとした。
映画館で見たら衝撃受けたかもしれない。

この撮影をしたのが近藤龍人氏であり、どっかで聞いた名前だ、と思ったら
山下敦弘氏、熊切和嘉氏作品で撮影を数多く担当していて(最近ではさや侍なんかも。)
慣れもあるのか、とても見やすく好感が持てた映像でした。


さて、そんな本作【海炭市叙景】ですが、故・佐藤泰志の作品を、
彼の地元函館の有志で協力して映画化させた「人の想いがつまった」作品です。
(監督の熊切和嘉氏も、北海道の出身)
作品に登場する重要な役の方も、地元函館の一般の方だったりするとは驚き!
特に加瀬さんの奥さんと息子役(ジャケットにいる子)にはびっくり。

ストーリーは、決して華やかではない、街(海炭市)を舞台に
いろんな人の出来事が交錯するんですが、その出来事がリアルな不幸。
例えば【トウキョウソナタ】で起きた不幸は、あまりにも現実から離れた不幸、
すなわち実際にはありえないようなファンタジー感があって、
ちょっと客観的に観ることができたんだけど、
本作は「誰にでも起こりそうな」もしくは「身内が経験してそうな」不幸であり
報われない人達にモヤモヤと見ていて胸が苦しくなる・・・。

特に加瀬さんのエピソードは○ソTV局ならこの話だけで1本ドラマ作るんじゃ?
ってくらい濃いストーリーでしたが、その演技に圧巻。
加瀬さんって、ポワ~っとした草食系男子みたいな役多かったじゃないですか。
最近は強烈な役も多くなり、一皮向けたという感じがします。
この役も強烈、そして壮絶でした。

決して「面白かった!」とは言えないし、言えるストーリーじゃぁないんですが
心にグっと何かが残る、観て良かったとは思える映画でした。
高校生カップルが学校帰りのデートで見るような映画じゃないね。
大人お一人様で、じっくりと、余韻を味わってください。

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熊切監督、こんな作品も撮れるんですね~ちょっとびっくりしました!

Category: シリアス

Thread: ★おすすめ映画★

Janre: 映画

Tag: (監督)熊切和嘉  加瀬亮  2010  北海道が舞台  渡辺真起子  ♦北海道が舞台  (撮影)近藤龍人 
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【青春☆金属バット】配役ミス? 

青春☆金属バット/熊切和嘉監督。

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(2007/02/21)
竹原ピストル、安藤政信 他

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見たいと思っていた、海炭市叙景の監督でしたか。

こちら加瀬亮くん、竹原ピストルさんでてますが、青春~は竹原さんが主役です。


いつまでもプロになる夢をみて素振りをしてる「バナンバ」(万年ベンチ)

コンビニのバイトでは女子高生にきもがられ、店長には干され・・・


そこで出会う巨乳の酒乱美女。

この役の坂井真紀が、顔が映らなくて最初全然誰だかわからなかった。

巨乳ってイメージじゃないよね?

酒乱の演技と声は凄いんだけど、顔があどけなさすぎてギャップについていけない。この役はどう考えても小池栄子だ。(適役すぎて怖い)


やる気のない警察官は安藤くん。でも頭の中は助平心でいっぱい。

元気やる気いっぱいの役ってやりやすそうだけど、逆って大変そう。

ちなみに高校球児役。

で、同僚に上地氏。野球はしないけどw


3箇所で暴動がおきるとことか面白そうな内容ではあるけど、いまひとつな感じ。

店長の頭をスコーンと殴ったときの音楽とのマッチングは、これがやりたかったんだな感に満ち溢れてた笑 

赤犬の音楽がとても良かった。


野狐禅/竹原さん、良いですね!プロテストの電話のシーンなんかハラハラしました。。

今年のMY流行語大賞です。
「カネヲダーセ~」

鈍色の青春鈍色の青春
(2007/12/19)
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Category: 青春

Thread: 今日見た映画

Janre: 映画

Tag: (監督)熊切和嘉  安藤政信  江口のりこ  2006  ♦コミック原作 
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