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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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『無趣味のすすめ』若輩者の私にも読めた「噛み砕きビジネス書」 

現在の日本は、数%の経済的勝者と、約2~3割を占める生活困窮者、
そしてゆっくりと衰退する膨大なグレーゾーンで構成・・・

ええっ!

「趣味などなくても良い云々・・・」というような内容の本かしら、
と勝手な思い込みで、目次を開いた私は焦った。
社会貢献、支持政党、顧客満足、金融不安・・・
私の対極にあるような四字熟語がこれでもかとひしめき合っていた。

以後、経済や社会情勢などとは無縁の庶民の目線で感想を書きます。

腹をくくって読み進めると、これ案外、なんだかスラスラいくな。
とっつきにくそうなサブタイトルたちとは裏腹に、とても読み易い。

村上氏は、自身の本の書き方についてこう書いています。

できるだけ正確に書く、という面白くもなんともない作業の繰り返しに過ぎない。
 中略
 何度も何度も読み返し、まるで偏執狂のように、余分な文章や言葉をそぎ落とし、
 足りないシーンや文や言葉を書き足していくという、地味といえばこれほど地味なものはない・・・
「ビジネスにおける文章」

そして文の正確さが最高峰に達すると、読み手を惹きつけられるとのことだ。

そうか、まんまと私は惹きつけられたのか・・・。

テーマは堅い感じがするのだけれど、必ずといって良いほど
中学生でもわかるようなレベルの話に置き換えて(例えて)説明を挿んでくれている。

>わたしたちは決断を迫られるとき、「何を犠牲にするのか」「何を捨てるのか」と問われている。
 今日の昼食をカレーライスにするかカツ丼にするか決めるときでさえ、
 経済力のある大食漢でない限り、カレーライスを選ぶ場合には、カツ丼は捨てなければならない。
「決断する力」


これがどう転がるのかというと、「決断には法則がある」のだそうだ。
日本の政治家や官僚たちが選ばれた際にふりまく喜色満面の表情、あれが理解できない。
優秀で、現状の困難さをわかってる人ほど、責任と決定権を与えられたら憂鬱になる・・・。
確かにそう思う。
言葉を鵜呑みにする私は、つっこみどころがなくまさにその通り、と思ってしまった。

このような経営や社会のことが書かれてる中で、
「好き」について書かれてる箇所が印象に残ったので紹介します。

>他人にわかりやすく説明できるような「好き」は案外どうでもいい場合が多い。

○○くんのどこが好きなの? 顔かな・・・
あのバンド、どこがいいの?・・・皆聞いてるから。

なんだかわからんけどたまらなく好きだ。
そういう気持ちってホンモノっぽい。


個人的には村上氏の「半島を出よ」が何度も例で登場したので
読んでみたいのですが、確か長いんだよな・・・


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Category: *その他の本

Thread: 読んだ本

Janre: 本・雑誌

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『考えない練習』私は考えて生きたいと思う。 

読んでてきつかった。
創作モノは、諦めがつくけど、こういった類の本は自分に合わなかった場合、妙に苛立ってしまう。

決して「しょうもない本」ではありません。
恋愛や友情に相性があるように、私にこの本が合わなかったのです。

当初本屋で「断捨離」の本を探していたのですが、ランキングの棚でこの本が目に留まり、
「捨てる」について書かれていたし、読めば自分の短気と時間のルーズさもちょっと治るかな!?とお持ち帰り。

初めは ウンウンなるほど~ と読み進めていたのですが
途中から段々ペースダウン、結局本棚に積まれている時間のほうが増え、読み終えるまでに1ヶ月ほど・・・。

確かに理にかなったことが書かれている。
けれど書かれているその通りに行動できる人は、きっとこの本を手にとっていないだろうし
初めから出来ている(穏やかな)人は悩んでもいないだろう。

どうも、「○○ならば××であるべき。●●はやめましょう。」のような決め付けた言い方が私は駄目なようで。
例えば「笑う」というコラム。

>テレビのお笑い番組に人気があるのは、世の中に強いストレスがあり、
笑いという、より大きな刺激を与えることによって現実のストレスを打ち消そう、
忘れようとする潜在的な願望があるからでしょう。


ストレスを感じている人がお笑い番組(で笑うこと)によってストレス解消されるなら
何より素晴らしいことじゃないかと思う。
見ても笑えない、みることすらやめるほうが不健康。

>そして笑いは「優越感」と「怒り」と「混乱」から成り立っている。
あらかじめ笑うべきところが決まっている・・・


芸人の方々は、「こうすれば笑うかな?」というのを考え抜いて身体をはって笑わせてくれているのであって
誇りを持って仕事をしている彼らに失礼ではないかと思う。

大きな声で笑うのは良くない。微笑む程度に・・・
笑うことの何がいけないのだろう。
我が子が笑わずに微笑むだけでいたら悲しい。

すごく批判をしてしまいましたが、良いと思ったのは
亡くなった人に対して、いつまでも悲しむのではなく、「穏やかに」と願うこと。

それと「いつも怒っている人は、その刺激を脳が「気持ちよい」と勘違いし、癖になる」というもの。
そうそう、このレビューにてさっそく批判の文を書いてしまった私。
もう少し穏やかな心を持たなくては・・・。




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Category: *その他の本

Thread: 読んだ本

Janre: 本・雑誌

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『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』DQNネームの13歳、親の顔が見てみたい。 

悲しい人生を歩んだ「海野藻屑」との〝道を踏み外した〟友情の物語。
嘘が悪いのではない。
そうなるようにした周りの大人が悪い。


冒頭、殺人事件の新聞記事から始まる。
けれど本書はミステリーやサスペンスといえばそうでもなく、
思春期の淡い恋や壊れそうな友情や将来への不安とか
そういったものがごっちゃになった青春小説・・・?

殺されたのは「海野藻屑 13歳」
このヘンテコな名前の彼女の死体の発見者が、本書のヒロインである。

転入してきた「海野藻屑」は初対面のヒロイン山田なぎさに「死んじゃえ」と言ったり
「ボクは人魚」と言いながら足を引きずって歩いたり
いつまでもなぎさの名前をフルネームで呼んだり、とにかく変。

この明らかにクラスで浮いてる存在の藻屑に
一番関心が無く冷静に客観視していた山田なぎさが惹かれ、巻き込まれてしまう。

藻屑はとにかく嘘をつく。
簡単に崩れ、人を殺す威力はないのに不快にさせる「砂糖菓子の弾丸」を撃ちまくるのだ。
オオカミ少年がそうだったかのように、人は常に嘘をついていると他人に信用してもらえなくなる。
けれど、それをわかった上でわざとに嘘をついているとしたら?
辛い現実から逃避するために、嘘をつくしかないとしたら?

中学生って、自分は大人だと思い込んでいる立派な子どもだと思う。
変につっぱたり反抗したり、甘えなかったり。
読んでいてそういうもやもやした感情が、どわ~っと押し寄せてきた。
大人が少年少女の目線で文を書くと、たまに大人すぎる発言や古臭い言い回しがあったりして
「今時の子供、そんなこと言うか!?」と引いてしまう小説もたまにありますが
桜庭さんの文にそういった不快感はなく、素直に他の作品も読んで見たいと思いました。
直木賞の「私の男」もぜひ読みたい。


本書に「ひきこもりの兄」もでてくるのですが、イマイチ魅力が感じられなかった。
ひきこもりを王子と見るのは難しい。
もうちょっと掘り下げてほしかったかな。

余談ですが、最近子供に変な名前(人と違うのがいいとか)つける人多いですよね。
全てがそうじゃないですが、現実に虐待されたり殺された子供の名前は変な名前多い気がします。
こんなまとめもあるし・・・
おkブログ・子供にDQNネームをつけると早死にする法則
*このサイトに挙がってる名前と同じ名前の子、親がダメなわけじゃあありません。
 あくまでも例ですのであしからず。

もちろん「海野藻屑」も酷い名前です。親の顔が見てみたい・・・


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