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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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【ハサミ男】原作がとんでもない仕打ちを受けている。 

小説や漫画を映画化するにあたって、あってはならないこと・・・
が起きてしまったこの映画。

ミステリーやサスペンスは、いくら本が面白くても、
そのまま「映像化」は難しい場合がある。

伊坂幸太郎の【アヒルと鴨のコインロッカー】もそうですが、
これには読者を騙す「叙述トリック」が使われており、
目に見えない、活字であるからこそ、人の外見や景色や色使いをトリックに使える。
そんな話を映画にしたもんだから、一歩間違えれば大惨事の映画になるところでした。
(当方、これの原作読みましたが、映画は怖くて未見です)

そしてそしてこちらは、大13回のメフィスト賞、同年「このミステリーがすごい」の9位。

読んだ人の感想はまぁまぁで、叙述トリックは嫌いじゃない。ので
いつか読んでみようと思っていたら、レンタルショップで目に入ってしまった。
DVDが。


積読は沢山あるから、映画のほうが早いし・・・なにより
主演が麻生久美子である。
kumikoasou.jpg
万が一面白くなくても、目の保養になれば・・・

ネタバレしますと、小説のほうでは、犯人が「である」ことが
隠されたまま話が進む・・・らしい。
(なんか某200歳の映画を彷彿させます)
わざと男性的な喋り方だったり、タイトルに「男」ってあるから
200歳の少女のように、先入観で入っちゃう。
(ハサミ男、という言葉もマスコミが勝手にやった、という味付けなのですが)

ところが映画は姿が見えちゃってるから、実は麻生久美子が男でしたよ!
というわけにはいかない。
さすがに美しすぎるでしょ。
んで、話をややこしくする人物がいまして、こちらが豊川氏。

小説にも映画にも、自殺願望、別人格、警察のごたごた、模倣犯といった要素が
盛り込まれているのですが、映画はそれを表現しきれていない。
そしてなんだか古臭い(わざとの演出にしてはダサい)
近年の2時間サスペンスでもやらんでしょ。これは。

見せ場は麻生嬢の嘔吐シーン?
・・・いえいえ、そんなの見たくない。

ファンタジーはアニメ化できるけど
こういった小説は触らぬ神に祟りなし。
本と映画で迷ってるアナタ、断然小説をお勧めします。


アマゾンでのDVDの評価はそんなに悪くないです。
でも、原作未読の方が多いように思われます。
DVD鑑賞は事前情報無し、原作未読で!


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Category: サスペンス・スリラー

Thread: 見てはいけない作品

Janre: 映画

Tag: 麻生久美子  R-15 
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