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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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【偽りなき者】幼女を守るか、マッツ・ミケルセンを信じるか・・・ 

こんにちは、小学校のクラス委員になってしまったヂルです。
私は「生活委員」というお仕事で、運動会等の行事の時に列の整備をしたり、車を誘導したり、子供たちの登下校の見守りをしたり、という内容らしいです。
我が家には乳飲み子と魔の3歳児がいるので、正直小学校に2人連れて行くのはしんどいんですがね・・・
「同級生のお父さんが少女を殺す」時代ですからね。とんでもない事件ですよ。
少しでも子どもたちが安全でいられるなら、価値のある委員のお仕事かと思い、頑張らせていただきます。
この事件を知って、思い出した映画があります。
【偽りなき者】というデンマークの作品です。

デンマークの至宝マッツ・ミケルセンが主役を演じております。
なんとも幸せそうなジャケですが、これがね、胸糞映画なわけなんす。
まずマッツはどんな役かといいますと、
名;ルーカス
・中学生くらいの一人息子がいるが、離婚で親権は奥さんに
・片田舎の街で幼稚園の職員として働き始めた
・仲間も多く信頼も厚い、いい人
・勤め先の幼稚園の同僚といい感じに

最初はごく普通に話が進んでいくんですが、ちょっと癖の強い女の子が。
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彼女はルーカスの親友の娘で、勤め先の幼稚園に通ってます。
画像は、親(親友)が園に迎えに行くのを忘れてたので、家まで送ってあげてるとこですね。

平々凡々な日々を過ごしてたわけですが、この親友の娘(クララ)のせいで、人生を無茶苦茶にされるんですよ・・・
その様子がもう心苦しくて。

ルーカスは「生徒から慕われてる良い先生」なんですが、クララがルーカスに恋心を抱くのです。
幼稚園児くらいならよくありますよね、先生スキ~みたいなの(今のご時世はまずいんですかね)。
クララは大人しいタイプなので、コソっとキスをしたり、工作で作ったハートをプレゼントしてルーカスにアピールするんですが、ルーカスははっきりと「キスはダメだよ、ハートはお友達にプレゼントしたら?」と促すわけです。

まあごく普通な対応だし、普通の子なら「ハーイ」とか「うるせーじじい」とかで済んだと思うんですがね。
なんせ癖が強いんで、園長先生と2人きりになったときに変なことを言うんですよ。
クララにはお兄ちゃんがいるんですが、そのお兄ちゃんがパソコンで子供が見ちゃいけない動画を観てまして、そのセリフを真似たのを園長に言っちゃったもんだから園長びっくり。
クララが適当に言った作り話を全部信じる園長。
園長、クララがルーカスにとんでもないことをされたもんだと勘違いしちゃってあれよあれよと保護者会へ。
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この保護者会に来てる親たちは、皆ルーカスと友達で仲良しなわけですよ。
園長の「こどもを守りたい」という志はごもっともなんだけど、無実のルーカスかわいそ・・・。

ルーカス、息子がいるし新たに同僚とお付き合いしだしたくらいだもの、ロリコンの気は全くございません。
でも、人の目(疑い)と噂は恐ろしいもので、街のスーパーでも殴られ掴まれ放り出されるというね。
別れた奥さんの目を盗んで、息子が会いに来てくれたんだけど、息子も嫌な思いをします。
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息子は関係ないのになぁ・・・カワイソス

最悪だったのは飼っていた犬が〇〇で××されることですね。
人の殺し合いシーンはわりと耐性がついてますが、犬が痛い思いをするシーンは何度見ても嫌です。

付き合っていた同僚の女性は、ルーカスを信じて噂は信じていなかったのですが、何気ない一言でピリピリしていたルーカスが怒ってしまい、そのまま別れてしまったのでした・・・。
ルーカスが疑心暗鬼になってしまうのもわかりますが、あれは彼女がかわいそう。

結局、ルーカスや息子が騒いでもどうしようもなくて、クララが「何もなかった」って言うしかなくて、大人たちが皆振り回されるというね・・・。
でもこれが自分の娘がったらと思うと、きっとクララの両親のようにしてしまうのはわからなくないわけで。
何かあってからじゃ後悔してしまいますからね。
親や園長が子供の心配をするのは重々承知ですが、視聴者として画面のこちらからマッツの無実を知ってるこちらにとっては、もうなんでこう不幸なほうへ話が進んでしまうんだろうと吐き気すらしてくるわけです。


やった証明はかんたんだけど、「やっていない」という証明ってやりようがないのでほんと難しいんだなって。
信じてくれる友人が一人だけいて、その人が息子の支えになり、ルーカスもなんとか頑張れたという感じでした。
ほんと書きながら「かわいそうカワイソウ」と連呼していますが、最後まで見事にかわいそうな映画です。
ハッピーエンドっぽく終わろうとしたとこでやっぱりカワイソウがポロリと零れ落ちてくる。
気になった方はぜひ観てみてください。
窮地と孤独の似合うマッツ様がグッと心を鷲掴んできますよ。
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監督のトマス・ヴィンターベア氏は、【光のほうへ】という作品も作っていて、こちらも胸糞映画らしいです。
でも、グッと胸倉を掴まれたいのです。

アルコール依存症の母親を亡くした兄弟。
大人に成長し、薬物依存症の弟は同じく薬物で死んでしまった奥さんとの子を育てている、というあらすじだけでも辛い設定。
こういった作品を観ると、自分は幸せなんだな、我儘言ってられないな、と気づかされるのです。


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Tag: 2012  デンマーク 
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