【パーフェクトブルー】パクられるほどの傑作
まぁ某映画サイトでは、鑑賞者が1000人越えしてたので
わざわざ映画ブログを見るような方はすでに鑑賞済みと想いますが・・。
ささむけを剥がすシーン、鳥肌ものでした。
それから、アメリカはツメきり、ああいうハサミ型が主流なんでしょうか?
ものすごい勢いでパチンパチンとしている様は、そのうち指の肉もいっちゃうんじゃないかと
ハラハラしてしまいました。(特にお母さんね)
あとトイレで主役に決まったことを母親に電話で伝えるシーン、
あそこの泣き方は鳥肌たちました。
自分はリアルでもあんなにぶわっと感情を表すことできんな、と。
背中からバリバリと羽が生えるとこもまさに鳥肌、
鳥肌だらけの映画ですな!
B・Sについてはもう感想は飽きてると思いますのでこのへんにして
よく比較されている【パーフェクト・ブルー(以下PB)】について。
監督は【パプリカ】で有名な故・今敏氏。
アニメでは珍しいサイコサスペンスで、アニメなんぞ、という大人でも楽しめます。
1998年ですが古さもあまり感じなく、むしろ時代を先取りしててすごい。
(主役の女の子が導入するPCの型が古く、HPを知らないという箇所くらいかな)
現実が妄想で包み込まれ、さらにその上を現実が覆い、と何層にも重なっています。
ヒロインが追い詰められ現実と妄想(幻覚)との間を彷徨う、
さらに犯人が誰かわからないというサスペンス要素も加わった傑作です。
そしてアロノフスキー氏は、PBのリメイク権も購入済み、
今監督とも対談済み(オマージュ映像も使用済み)
なのに今回BSについて、類似する点が多すぎるのにPBのことには触れず・・・(沈黙)
ここまで成功したら太っ腹に「ミスター今リスペクトっ!」くらい言ってくれてもいいのに。
ちょっと器がちっちゃくて嫌。
まぁ、このことに関しても町山氏をはじめ沢山の人が書かれていますので。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20110509
B・Sのラストはさっぱりして嫌いじゃないし、よくできてると思いますよ。
ただ一言・・・ね。
B・Sのヴァンサン・カッセル氏は
この衝撃作にも出演。

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