04 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 06

シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

最新記事

【息もできない】息と、何ができないの? 

汚い汚い。
男達の食事・・・ではなく「飯」のシーンが食欲を減退させる。
それで彼らに嫌悪感を感じたら、監督の思う壺なのだと思う。

ストーリーも、全篇食欲が減退する。



一部の映画好きの方のレビューを見てみたいと思っていたのですが
00なんとかっていう某TV番組で紹介されちゃったらしく、
ただでさえ1、2枚しかお店に置いてないのに、いつもレンタル中。
少ししたら、00なんとかのお勧めコーナーまでできちゃって。

そのおかげか、レビューサイトでも普段は暴力無しの邦画しかみません。
みたいな人の「暴力がすごかった!泣いた!」みたいなレビューが蔓延って、
おかげさまでものすごい期待でまさに”息もできない”状態。

ところが万人による膨大な「過剰褒め」のおかげで
この作品はものすごい高いハードルをしいられることになった。
私も映画に関してまだまだ若輩者ではありますが
映画を愛している人の感想と、流行ってるから見た。人の感想では
100の後者より1の前者を参考にしたいと思っている・・・

せっかくの良作が、大安売りのアピールで台無しです。

前置きが長くなりましたが、正直言うと
「不幸なモチーフ」を詰め込みすぎて、肝心なとこが薄まってしまってる、感。
絶望の中に純愛を織り込むのは、初期の北野映画を彷彿とするので
どうしても比べてしまう人が多いと思う。
北野氏は、ヤ○ザ(暴力に頼る人間)は良くないもの、と考えあえて酷く撮ってるらしいのですが
本作にでてくるチンピラ・サンフンはまだ人の心が残っており、観客の同情を誘う。
それでは他のお涙ショーダイ作品と一緒ではないか・・・

ヒロイン・ヨニは、母が死に、父は精神病、弟はダメ人間という
不幸ショップの看板娘的な設定。
おまけにいっつも同じ服・・・はさすがにやりすぎじゃない?
携帯もってるのに服は買えないの?
(ヨニのお父さんはすごかった。)


暴力といえば同国のパク・チャヌクを思い出すが
彼の作品は描写が凄まじく、血がダメですって人は要注意ですが
本作はそんなことはなく、誰の日常でも起こりそうな(殴る、蹴る・・・)暴力。
日常で起こりそうな、リアルな暴力の連鎖のはずが
そのことにばかり重点を置きすぎて、メルヘン(作り話)っぽくなってしまっている気がする。

それにああいうラストだけが悲劇ではない。
「簡単に人が一番悲しむ方法」をとってしまっているようで少し残念なのだ。
皆が絶賛してるんだから、きっと衝撃のラストだろう!と期待してしまったのだけど
なーんだ、と思ったとおりの流れ。

この監督、サンフン役もこなすヤン・イクチュンですが
主演、監督、脚本、製作、編集とすごい仕事っぷりですね!
自分の手で作り上げたい感がプンプンします^^
日本でも若手の監督で、脚本をこなす方はちらほらいますが
主演までやるとは、新人とは思えません。
見た感じも、恋愛ドラマに出る小奇麗なアイドルとは違い、
悪そうな目つきが逆に惹きつけます。

そうなんです、なんせインディーズ映画が、あっというまに評判になり
とんとん拍子で売れたのだから、粗があって当然。
期待度を上乗せしての酷評しましたが、良い映画でしたよ!
今後、大きく期待の監督です。

次回作は、監督ではなく出演です。
同じコンビで出るみたいでちょっと嫌らしさがプンプンします。
「マジック&ロス」

気に入っていただけたらポチッ^0^


人気ブログランキングへ
レンタルCGI
関連記事

Category: ☆アジア

Thread: 映画感想

Janre: 映画

Tag: 2008 
tb 0 : cm 0   

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://chochopolix.blog.fc2.com/tb.php/238-d95143b9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)