こどもが寝てからシネマ

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

【ピストルオペラ】特撮×フィルムノワール×昭和アバンギャルド

60年代カルトと戦隊ヒーローものを+て2で割って大人がまじめに撮ったらこーなった?!
いや、鈴木氏はお遊びだったのかな・・・。
てっぺん目指した殺し合い、オペラというだけあって
舞台のような台詞回しと構図、時代背景不明の衣装、
唐突に出現する毒々しくも鮮やかな「色」!
サブカル好きの男性は好きそう。
あと椎名林檎とか、昭和レトロカルチャーフリークな女の子も好きそう。
そしてEgo-Wrappin'にいは永瀬正敏がよく似合う!


面白いかといったらそうでもない。
これはもう「好き」かどうかの問題。

内容は【殺しの烙印】の続編?後日談?という設定らしいので
(1967-2001年と間開きすぎですが!)
殺し屋ランキングがまたでてきます。
主人公は殺し屋ナンバー3の江角マキコであるが
なんといっても山口小夜子女帝の存在感がはんぱない。
ザ・ジャパニーズビューティ。
imagesCAFON9OY.jpg
撮影時は単純計算で52歳。
世の52歳はもっとしわくちゃである。

この映画については、youtubeで予告編を観て、ぜひみたい!と思った作品。
編集が素晴らしく、(Ego-Wrappin'の「サイコアナルシス」がマッチしすぎです)
それだけで私はお腹いっぱいでしたので・・・
トレーラーだけでも一見の価値有です。
がしかし、youtubeの映像はことごとく消されている模様!
トレーラーを見たからこそ本編が観たくなるのに、なんのために?
この動画も消されるかもですね~

ちなみに映像は特撮風。
特撮といえば、本作の特撮はガメラや日本沈没、ローレライの
樋口真嗣氏が担当しています。(どれも観てませんが!)



余談になりますが、本作のプロデューサー、片嶋一貴が
最近監督をした作品が話題になっております。
【アジアの純真】
在日朝鮮人の女の子がテロを起こすというトンデモ映画です。
ちょこのヒロインを、【ピストルオペラ】10歳デビューの韓英恵嬢が演じております。
彼女、映画にドラマにひっぱりだこですね。

少し過激な内容の映画は、それだけで叩かれる時代になりましたね~
私は単純に観てみたいですが。

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ジル(@chochopolix)

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