【ジョゼと虎と魚たち】と顔パンパンの上野樹里

Gyaoにて鑑賞。
皆さんご存知この作品、DVD出たての時見ましたが、
あれからもう7年ですか。(公開は2003年)
この当時は結構衝撃を受けたと思うんですが
見直してみると、最初のジョゼ登場シーンしか覚えてなかった・・・。
そうか、動物園に虎を見に行ったか。
魚達も出てきたか。

*「お魚の館」というホテルの貝殻ベッドにて 笑
リュウグウノツカイまででてきたりして。

ジョゼの「私は深い海の底にいた」って話から。
そんな記憶なかったらびっくり。
wikiを見たら「純愛を描く、どこかエロティックなラブストーリー」ってあって、
エロシーンはあるけども、それが売りじゃないだろうから
エロティックと書かれててびっくり。
でも江口のりこ姐さんとのハッスルシーンがあって
PG12指定・・・
確かに親子でセックスシーン鑑賞は気まずいと思いますが。

のりこ姐さん、和田カットの後姿では最初オバチャンかと思った!ごめんなさい。
これに出てくる上野樹里嬢(顔まんまる)が、
「いい子ぶってる女子」を見事に演じててほんと胸糞悪い。
ジョゼの顔を叩くシーンがあるんだけど、
そこはジョゼを「一人の女としてみた」とも取れるけど
結局「足が悪いのを武器に使ってる」とトンデモ発言をするんですね。
福祉の仕事したいって言ってた天使はどこへ?
まぁこの作品の中で一番人間っぽいキャラです。

キャラといえば私の好きな新井浩文氏が
ジョゼの幼馴染のヤンキー役でしたが、なんと愛くるしい。
「いてまうぞ!」って現代で使う人いるんだ・・・。
ジョゼたちが彼から借りる車のフロントガラスには
「蒼天龍」
いやーすごい。
その車で実家へ法事・・・をやめて海に行くんですが
向かうシーンのBGMが、「さぁ海へいくぞ!」って感じ
ではなく、ちょっと切ないノスタルジーな音楽で、
安売り映画になってない感がでてましたね~
くるり、伊賀大介、妻夫木なら必然的に売れるでしょ。
そのほか名脇役オンパレードでしたね~
お笑いのライセンスのお二方も出てて、
藤原さんは「ブッキーにボコボコにされるSM好き男」ってかわいそ。
この原作かかれたのって、1984年。
今はそこまでびっくりしない設定かもだけど
女性が書く話ではすごく前衛的だったんじゃないかな。
いつもは小説を読んだら映画化したのはパス、またはその逆なんですが
この作品は原作を読んでみたいと思ってます。
本作で脚本デビューをした「渡辺あや」さんは
現在朝のNHK連ドラ「カーネーション」も担当。
随分上り詰めましたねぇ。
(その街の子ども、天然コケッコーなども担当。)
この作品は嫌いではないのですが(キャストと脚本か!?)
アマゾンではそりゃ、☆1つで評価してる人もおられます。
好みの問題なので、それは構わないのですが
好きな俳優や監督ではなく前知識なしにDVDを購入って凄い。
私は気になる程度の作品はレンタルで済ませるのですが
世の中にはなんの気もなく4000円も出せる人がいるんだなぁ。
純愛、と聞いて、観てショックを受ける人はいるよねきっと。
あんなに破廉恥なシーンがあるとは思わないよね。
あと正直犬童監督のほかの作品はイマイチです。
(この作品もそうですが)売り路線感があふれ出てます。
本当はホラーが好きとのことで、ぜひそういった作品を撮ってほしい。
「ジョゼ」の元となった
サガンの一年ののち (新潮文庫)

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2 Comments
閲覧、そしてコメントありがとうございます^^
私も全く同感です。
犬童氏のは2作拝見しましたが、今後自ら手にとることはないと思います・・・。
尾野さんのドラマは「火の魚」という作品でしょうか?
今度機会があったら拝見したいと思います!
メゾン~に収録されてる短編は見られましたか?
今度また借りてこようかな、と思っております^^
原作全然違うんですか!
尚更読んでみたくなりました。
私も全く同感です。
犬童氏のは2作拝見しましたが、今後自ら手にとることはないと思います・・・。
尾野さんのドラマは「火の魚」という作品でしょうか?
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原作全然違うんですか!
尚更読んでみたくなりました。