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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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【わたしを離さないで】生について考えさせられる青春ドラマ 

読んだことはなかったけど、噂は耳にしてたこちら

カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』である。
なんだか悲しい愛の話、程度にしか前情報を仕入れていなくて
今回映画化した作品をみました。

びっくりである。



104分、小説を読んだ人は物足りないと思うかもしれない。
人によっては、原作未読でこちらのみ鑑賞の方は、流れについていけないかもしれない。

なんだか根本的なところを曖昧にしたまま進むし、
登場人物たちの心もなんだか終始モヤモヤしたまま。
決して見た全ての人がハッピーエンドとはとらないかもしれない。
けれど、キャシーのラストの語りは、なんと清々しい。

同級生皆がワクワクしながらおもちゃや雑貨を選ぶ中、
「混んでるから、皆がいなくなった後で選ぶ」と言ったキャシー。
彼女の人生も沢山の人を見送り、終えることになる。

短くても何か心にくるものがあって、ラストが満足いくものなら
それに越したことはないと思う。
映画も、人生も。

少ない経験の中で心残りがあるとすれば
それは後悔じゃないだろうか。
やってしまったことの後悔。
やらなかったことへの後悔。
その程度のことしか思いつかないんだ、彼らには時間がなさすぎて・・・。

ここからはネタバレ必須なので、ワクワクして鑑賞したい方は見ないでね!


「3人の中の誰かが、残る2人のどちらかの命を左右する」的な話かと
勝手に想像してたんですよ。
そしたらまぁ裏切られましたよ。

最初は世間から隔離されてる学校に始まる。
ここでは先生方のルールが全てで、外界の汚いモノを一切遮断されてる世界だった。
ここはいわゆる「臓器提供のための人間を育てる学校」だったわけですが。

大きくなった彼ら(高校生くらい?)はコテージのようなとこで
共同生活をすることになる。
TVや街にでかけるのも自由。規則は緩かった。
逃げようと思えば逃げれたはず。
けれどそんなことする人は誰もいなくて、コテージにみんな留まるのだ。
それがキャシーのように意思の強い者であったとしても。

ちょっと話がそれるけど、監禁された人への質問で、
よく「逃げようとすれば逃げれたのに、なぜそうしなかった?」と
デリカシーのない発言をする人がいますが
彼らって恐怖心でコントロールしてるから、逃げるなんてそんな発想すらないそう。
なんとなく、その話を思い出した。

ああいった環境で育ち、自らの死に行く運命を受け入れた若者達。
短い人生ながら恋をしたり、後悔しないよう生きる様は
現代の「簡単に命を(自ら)絶つ、または人の命を絶つ世の中」に
何か残せただろうか。

クローン云々のSFっぽさを耳にして期待して観た人は
肩透かしを食らうかもしれない。
ここには3人の若者の、リアルな青春ドラマがあるだけなのだから。


個人的な感想ですが、大人になった徒ミーの喋り方や表情が
なんか舌足らずで、いじめられてた後遺症?と思ってしまったんだけど
観た人はなんとも思わないのかな?
あれがかっこいいのかな?
そして狭い環境とはいえ、子どもの恋心をあんなにひきづれるとは凄い。
でも不思議と嫌味な感じはしませんでしたが。

提供者は、3度、4度可能な人もいれば、
一度で尽きる人もいる。
自分なら恐怖で耐えられなさそうだから、最初の一度きりで済ませて欲しい・・・。

浜辺の船のシーンはほんと美しかった。


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