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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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【終わらない青】リストカット、父の虐待、母の鬱 

昔読んだちびまるこちゃんで、まるこが鼻血や骨折に憧れる話があった。
ケガ人にみんなが寄ってきて心配してくれるのが羨ましいという気持ちは
自分も超健康体だったが故にわからなくはない。
自らやるかやらないかなだけで、誰でも少なからずそういう気持ちは持ってると思う。
ao_flier_001.jpg
どこかで目にしたタイトルだなぁと思ったら、アップリンク上映ものでした。
※今回は弱ってる人には辛い描写と画像がありますので閲覧注意です。

*あらすじ*
高校生の楓。幼い頃から続く実父からの虐待、罰としての性的虐待。
鬱の母は助けてくれない。
心のバランスを保つために日常的に行われるリストカット。
数週間、生理が来ていないが、相談できる相手が誰もいない。
あるとき、おなかに宿った命の楓に対しての愛を感じ「産みたい」と思い、
そして絶対に守ろうと誓うが、徐々に体に変化が現れはじめ、父の虐待はエスカレートしていく…。
(主演の水井真希さんのブログ「水井真希は爆発だ!」より転載)
photo_7514.jpg
(青というより、赤が視覚に残っています。)

あらすじに書かれたような経験は、幸せなことに私にはございませんが、
高校のときの友達にうっすらそれらしい子がいたのを思い出した。
まだ入学して半年もしない頃、どこへ行くにも着いてきたり抱きついたり
執拗にベタベタしてくる子がいて、私は一人が嫌いじゃない人間だったので
正直その子が少し「ウザかった」のだ。
はっきり言ってやれば良かったものの、若干の距離を置いていたある日
その子の腕に傷を見たのだ。
それは、映画で見るような貧血になるくらいの凄まじさはなく
ちょっと皮をこすった程度の傷ではあったけど、
私はその子に「引いて」しまったのだ。

今思えばかまってほしい、寂しいことくらいわかるし、
もっと話を聞いてあげればよかったとも思える。
けど高校生という多感な時期に、人のことをかまっている余裕なんてなかった。
(まずいことに今思えば彼女と恋のいざこざもあったのだ)

幸いなことに彼女は今元気に暮らしているし、会えば言葉も交わす。
けれど、そうやって明るい方へ歩き出せない人もいるのも事実。


周りで自傷行為をしてる友人がいるけど、どうしていいかわからない、
友人がリストカットをしてるかもしれなくてモヤモヤしてる、
と思った人は、この映画を観てみて欲しい。
一緒に見て、話を聞いて、手を握ってあげてもいいと思う。
リスカを実際にやってる方なんかは、一人で観るのはお薦めできません。
本当に生々しく辛い描写が続くのです・・・。
2011y11m23d_234908296.jpg
(特殊メイクですよ)

この作品の何が辛いって、ものすごくリアルなんだよ。
例えば少し前に観た【トーク・トゥー・ハー】という作品。
ある男が女性に一方的性行為をするシーンがあるのだけど
内容的にそれをはっきりやってしまうとあまりにもエグイ描写になるため、
男の観た映画の回想シーンとして、やんわりオブラートで包んで表現
(女性の巨大な股間(のハリボテ)に男が入っていくというもの)
という演出の仕方もありますが、本作はそんなお金は毛頭なく
ありのままを曝け出して知ってもらうのが醍醐味・・・と言っていいのかどうやら。

*1 あまりにも長い父の性的虐待シーンはほんと長くて吐き気した。
66分と短い作品だから、これ以上作品時間を削れないのかもしれないけど、
あれはあまりにもエグくて観に来たお客さんも辛かった人いるんじゃないかな。
(ヒロインの方は、そういうお仕事もされてるようなのですが。)

*2 お母さんの「鬱」設定がイマイチ発揮されてなかったかな。
体系がガリガリとか、夜中起きてるとか、幻聴が聞こえてるとかゴミ屋敷とか
宗教にのめりこんでるとか娘に依存しすぎてるとか自殺したがるとか
これは!と思うような描写がなく、ちょっと暗い母親にしか見えず残念。
せっかく料理の描写がるんだから、毎食同じものを作り続けるとか。
お父さんが料理をぶちまけるシーンは凄まじかったですね。
まぁ全て凄まじいのですが。

*3 ヒロインに友達がいるのも不思議。
友達「風」な人に利用されてるくらいでもいいのでは?
きっと、家でも学校でも居場所のない人が実際にはいると思う。
この子には、人に接するのが苦手なだけで、学校での居場所があるのが救い。

*4 せっかくリストカットを題材にしてるのだから、
それが父親にばれてDVをされる、とか、結びつきがあってもよかったと思う。
リスカすることで心安らぐのはわかるけど、推奨してるようにとれなくもない。

*5 ラストは駅のトイレで終わるのですが自宅のトイレでも良かった気がする。
結局お父さんの呪縛から逃げられない・・・的に。
家を出て行けばいいのに逃げれない、あの特殊な感情があるのなら
冒頭のシーンと対比して家の中で終わるのがベストじゃないかな~という妄想。

*6 どうしてこうなるに至ったか、幼少の頃の描写や説明が欲しかった。
そしたらあんなに長く辛いレイプシーンは短縮できたろうに。

長々と小言を述べてしまいましたが・・・
言ってしまえばスタッフや機材が少なく、映画としての出来で面白いかつったら
酷いもんではありますが(すみません汗)心に残るものはありました。
「この映画面白かった!」と記憶に残る作品があれば
「なんか後味悪いけど心に突き刺さった。」と思う作品もあるでしょう。
監督自身、こういった事実があるのを知ってほしいとのことなので
まずは「知る」一歩として、映画を観てみてはどうでしょう?
12/3(土)には再上映もあるそう。

ゲスト:水井真希、緒方貴臣
場所:アップリンクファクトリー☆渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
19:00開場/19:30開演
(詳しくはHP、または水井さんのブログで。)


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*余談*
特典映像では、ヒロインの水井さんが女性二人をゲストに迎えての
トークショーの様子が収められていて、興味深いものでした。
水井さんは自傷経験があるとのことですがハツラツと喋り、
悩める若い女性のためのフリーペーパーを作り続けている橘ジュンさん、
援助交際の経験があり本を出版した中山美里さん、
そして彼女達の会話に登場した「南条あや」さんという方を初めて知りました。
機会があれば読んでみたい本です。
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