こどもが寝てからシネマ

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

【まほろ駅前多田便利軒】かなり酷評、覚悟して読んでくださいませ

あれ?
期待を大きく裏切った感!

よくないほうに・・・。

期待されない映画は気が楽である。

原作は読んでません。
面白い、という噂は耳にしていました。

面白くないわけではないですよ!
役者陣は好きな人たちばかりです。

大森監督の【ケンタとジュンとカヨちゃんの国】は結構好きな作品で
退廃的で荒んでるけど希望を捨ててない、表向きじゃない若者の感じ、
ゾクゾクしながら観た覚えがあります。
【ゲルマニウムの夜】はそのあと観たので、こんなもんかと思い観ました。

あんな作品を撮った監督×好きな俳優2人なら面白くないわけがないだろ。
という偏見で観てしまったので、ちょっと思惑が・・・。

あ、最近の鈴木杏ちゃんて、ビッチな役ばっかりじゃないです?

さて。まず、かなり早い段階で多田(瑛太)の子どもが死んだ、という描写がある。
ショッキングで二度見するほどなのに、そのあとまたーりと話が進む。
ダラダラと小さな仕事を進めていき、最後に雪崩れ込むように
ネグレクト?の子どもだとか薬物売買とか人工授精とかストーカーに刺されるとか
怒涛のごとく辛いテーマが続く。
そこにとってつけたように多田のエピソードがくっつけられて・・・
これカテゴリ分けも迷うな~

きっと「辛い事、上手くいかないことも受け入れて生きていかなきゃ云々」
な感じとは思うんだけど、どの濃いエピソードも、軽ーく過ぎていく。

表現が難しいんだけど、まったりお洒落映画にしたいのか
問題と真摯に向き合う作品なのか、どっちつかずな印象でした。
う~ん、もう一度見直すべきなのかなぁ・・・

前情報無しで見たんですが、松田くんの「なんじゃこら」の掛け合いがあったそうですが
見逃していました。
2人の演技はリアルな友人同士のように凄く自然でしたね。
瑛太の「俺は産まれた子どもをただただ愛してたんだよ」というドヒャーなセリフが
なんとも「どや!言わせてやったぜカエラ!」な感じがしてちょっと・・・。


それにしても映画.comでは評価が高くてびっくりしました。
(gooは低めでしたね)
本の評価は高い。
読んだ人の感想によりと、街や人物の感じは出ているという。
そこに中身が負けてしまったのかと。

なんだか何が言いたいかだんだんわからなくなってきました・・・
メリハリのない文ですみません。
そう、メリハリのない映画だったと思いました。
あれほど「人気小説は映像化するな」と学校で習ったでしょう。

誰かボロクソに言われた小説を映画化する勇者はいませんか!?


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エンディング曲はくるりの「キャメル」なんだけど
もし煙草のキャメルからきてるなら、エンドロールの写真も1個そうしてほしかったな。
おちゃめやんけ。
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ジル(@chochopolix)

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