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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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【海炭市叙景】たまには空を見て、自分は幸せだと言ってみる。 

レンタルが始まってわりとすぐ観たんですが、
感想がうまくまとまらなくて書けずにいました。
とりあえず年内に跡を残しておこうと思って、雑ですが書きます。


細かい説明の前に、見て最初に思ったことは、映像がとても綺麗。
きれい という言葉では安っぽくなってしまいそうだけれども
寒い北国ならではの、シン。。。と静まり返った雪の日の感じがリアル。

ストーリーに、無職になってしまった兄妹の年越しシーンがあるのだけれど
彼らが大晦日に街を歩くシーン。

他の街ってどうなんだろう。
年越しライブに行く人とか、日の出を見に行くカップルの車とか
そこそこ人が出歩いていて、街がシーンと静まる、なんてことはあるのかな。
私は田舎者ですので、あるんです。その静まり返った街の風景が。

高校生の頃、それこそ大晦日に蕎麦を買い忘れたので
コンビニにカップ麺を買いに行ったんですよ、歩いて15分くらいのとこに。
そしたら22時頃だってのに、街が静まり返って、雪がしんしんと降ってた。

そのしんしんと雪が降ってシバれた(方言です)街の空気の感じが
この映画からすごくリアルに伝わってきてゾワゾワっとした。
映画館で見たら衝撃受けたかもしれない。

この撮影をしたのが近藤龍人氏であり、どっかで聞いた名前だ、と思ったら
山下敦弘氏、熊切和嘉氏作品で撮影を数多く担当していて(最近ではさや侍なんかも。)
慣れもあるのか、とても見やすく好感が持てた映像でした。


さて、そんな本作【海炭市叙景】ですが、故・佐藤泰志の作品を、
彼の地元函館の有志で協力して映画化させた「人の想いがつまった」作品です。
(監督の熊切和嘉氏も、北海道の出身)
作品に登場する重要な役の方も、地元函館の一般の方だったりするとは驚き!
特に加瀬さんの奥さんと息子役(ジャケットにいる子)にはびっくり。

ストーリーは、決して華やかではない、街(海炭市)を舞台に
いろんな人の出来事が交錯するんですが、その出来事がリアルな不幸。
例えば【トウキョウソナタ】で起きた不幸は、あまりにも現実から離れた不幸、
すなわち実際にはありえないようなファンタジー感があって、
ちょっと客観的に観ることができたんだけど、
本作は「誰にでも起こりそうな」もしくは「身内が経験してそうな」不幸であり
報われない人達にモヤモヤと見ていて胸が苦しくなる・・・。

特に加瀬さんのエピソードは○ソTV局ならこの話だけで1本ドラマ作るんじゃ?
ってくらい濃いストーリーでしたが、その演技に圧巻。
加瀬さんって、ポワ~っとした草食系男子みたいな役多かったじゃないですか。
最近は強烈な役も多くなり、一皮向けたという感じがします。
この役も強烈、そして壮絶でした。

決して「面白かった!」とは言えないし、言えるストーリーじゃぁないんですが
心にグっと何かが残る、観て良かったとは思える映画でした。
高校生カップルが学校帰りのデートで見るような映画じゃないね。
大人お一人様で、じっくりと、余韻を味わってください。

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熊切監督、こんな作品も撮れるんですね~ちょっとびっくりしました!
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Janre: 映画

Tag: (監督)熊切和嘉  加瀬亮  2010  北海道が舞台  渡辺真起子  ♦北海道が舞台  (撮影)近藤龍人 
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海炭市叙景

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