【るろうに剣心】コミック通りではないけども、実写ではなかなかの良作。
【るろうに剣心】!!(しかも23:15から)
我が家は夫婦揃って漫画好き、まして「るろ剣」といえば
小学生のころコミックを揃えた&アニメ化したストライク世代です。
そんなわけで「好きな作品が実写化?!正直厳しい目で観るよ!?」と思いきや
・子どもの邪魔が入らずゆっくり映画に集中できる
・千円以上お金を支払って贅沢しているという気分
という「魔の娯楽感2割増し」に加え、
拙者が「電王」の頃からの佐藤健推しでござるよ・・・
(写真集まで持ってるとは旦那様には内緒ですよ)
↓これ。
というまさかの3割増しオバハン目線で今回は感想書きますのであしからず。
まず全体的にですが、スタートからスピーディーな殺陣に始まり、
かなりハラハラさせられます。
134分と長い作品ですが、あまり長さは感じず、必要最低限な内容に絞った感じ。
例えば、剣心が切った(剣心の顔に傷をつけた)男とその恋人のエピソードは削って、
特に恋人の顔は写らないような仕様でした。
コミックでは弥彦(少年)も途中でヤ○ザから助けて仲間になる設定でしたが
映画では、剣心が会うとすでに道場に入り浸っているという状況でした。
映画でも漫画でも、あれも、これもと説明をつけるのは誰にでもできますが
「削る」という作業が大変な作業であり、またそれにより作品が一層魅力的になると思っています。
なので話がコンパクトに、良くまとまっていたと思います。
※欲を言えば、最後の刃衛との戦いのシーンの音楽が盛り上がったとこで
バツンと終わっても潔くてかっこよかったんじゃないかと思う。
音楽といえば、今の邦画って、クライマックスシーンで気分を削ぐヘンテコな曲かかるじゃない。
ネバネバネバネバ~とか。
タイアップとか制作会社の意向とか知らんけど、すごく嫌でさ。
この映画にはそれがないです。
士気が上がるようなインストゥルメンタルばかりで、太鼓のドンドコ~とかね。
最近の(TVでPRするような)日本作品には珍しいな、と思いました。
あとこの作品の最大の魅力である「殺陣」だと思いますが、これほんと凄い。
とにかく速いし、ほんとっぽい。
漫画の剣心はまず「速さ」が売りで、それを再現できなきゃ元も子もないんだけど
心配ご無用、ちゃんと体現されてた。
元々ブレイクダンスなんかをこなす健氏のことだから、
(壁を蹴ったり河を棒で越えたり)アクロバティックな動きも本人がやってるんじゃなかろうか。
ツイッターで海外の映画関係の人を勝手にフォローしているのだけど、その方が
「海外の友人(映画関係者)がいつもは日本作品の殺陣をクソ馬鹿にするのだけど
これ(本作)のはほんと凄いって何人か言ってた!」
みたいなつぶやきをみまして、何それ本気やん、と。
健氏を褒めるなら、最後の剣心から抜刀斎になった時の声の変化も
ドスが効いててなかなか良かったでござるよ。おろ?
まー夜中の映画館は結構お歳を召された女性が多くいらしてて、
おそらく原作を読んでる人は少ないと思うんだけど
そういう人は心から面白かったのかな、と疑問。
私は「あーこの人は適役!」「この人はちょっとイメージ違うな~」
「出た!心の一方!」と(心の中で)言いながら
なんだかんだ原作と比べて楽しんでたのもあるわけで。
全く前情報なく観てたマダムの感想も聞きたいわ。
というわけで、感想長くなっちゃったので
次回は「るろ剣のこの人適役?私ならこのキャスト!」の巻をお送りしたいと思います。
明日はキャストについて書く予定です~よろしくどうぞ!!


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