【命の相続人】命を削って命を与える(ただし他人に限る)
【命の相続人】(原題:EL MAL AJENO)
主演はスペインの濃い顔イケメン「エドゥアルド・ノリエガ」氏、お医者さん。
(シュワちゃんの新作【ラスト・スタンド】にも出演する模様)
「患者に最善は尽くしても、深入りしない」がモットーの医者ディエゴ。
ある日、重病患者の恋人と揉め、撃たれる・・・が、生きていた。
その日を境に不思議なことが。
「不思議なこと」というのは怪我や病気を治す力なので、一見ファンタジーっぽいですが
その他の要素は辛いこと悲しいこと満載で、正直ファンタジーっキャハハ☆どころじゃないです。
うまい具合に伏線がひかれ、107分と短い中にホロホロと謎が解けていくので
静かで淡々とではありますが飽きずに観れました。
まぁ、わかりやすいストーリーです。
ヘンテコなカテゴリ分けされてる事もあるみたいですが、サスペンスという感じではないな。
(amazonのスーパーナチュラルスリラーってなんだ?)
ネタバレしてしまうと、治癒能力は「自分の愛する者の命」と引き換えなんですよ。
んで自分の力は愛する者には使えない。
その意地悪ルールのせいで、誰を犠牲にするか苦悩したり心揺さぶられるわけです。
日本人が好みそうな、よくありそうなストーリーですがね。
(中身からっぽwの)邦画にはない、スペイン映画のじっとりとした良さがあります。
個人的な意見では、娘があまりにも我儘・奔放すぎてどうにかならんかと。
(ちなみに顔は道重さゆみさんにパエリア食べさせ続けた感じ)
17歳でヘソより下にピアスですよ。化膿した~って病院来たら「性病」と判明。
ポカーンとしてたらディエゴの後輩医師と付き合ってた!
(ちなみに後輩医師がうつされた方というので怒るに怒れず・・・)
後輩医師は「彼女ももう大人だし」・・・おーい17歳ですよ!?
「彼と結婚するんだからっ」とお花畑の娘・・・お父さんカワイソス。
そんな娘が瀕死に。
ディエゴが誰かを治療するたび、娘の命は擦り減っていく。
お父さんの出した結論は・・・
関係ないけど、ノリエガって、スペイン系の名前なんだね!
ガンダムに出てて気になってた。
*ちなみに「スメラギ・李・ノリエガ」で画像ググると魔改造されたフィギュアが大漁。



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