現実的な仮想性(ART、ジオラマ、特撮、ミニチュアセット、映像作品)
伊藤隆介さん(札幌出身)という方の展示を観てきました。
伊藤隆介ワンマンショー
RYUSUKE ITO SHOW ; ALL THINGS CONSIDERED

「ファウンド・フッテージ」と呼ばれる、既存の映画を自由にコラージュする映像詩の分野で、日本の代表的な映画作家として知られる伊藤は、精巧に作られた模型やジオラマなどをビデオカメラでリアルに撮影、そのライブ映像を拡大投影し、目の前の実物との関係を考える「Realistic Virtuality(現実的な仮想性)」シリーズなどで、現代美術家としても国際的な活躍を続けています。(宮の森美術館HPより)
映像そのもの、または造形物そのものが作品なのではなく、「こうやって撮ったらこうなるよ~」という様子が、展示になっているのです。
(ちなみに写真、動画撮影OKなのです!)

ジオラマの手前にレールがあり、そこをカメラが動いて、奥のスクリーンにまるで大きなセットを撮影しているかのように映し出されている様子です。
う~ん、教養とボキャブラリーがないのでうまく文章にできず申し訳ないです。。。涙
怖しくはこちら→http://www.ne.jp/asahi/r/ito/indexjpn.html
このほかに、「地震でコピー機が揺れている」と見せかけて動いているのは床である、みたいなトリッキーな作品やら、4点ありました。
息子が最近ゴジラに興味があるようなので、試しに連れてきてみたんですが、ちょっと難しかったかな。
先に出てきた「ファウンド・フッテージ」ですが、これには2種類あって、
・映像を切り貼りしてコラージュ作品にしたもの
・【REC】や【ブレア・ウィッチ・プロジェクト】のような、いわゆるPOVと言われてるもの
のどちらも、ファウンド・フッテージと呼ぶそう。POVでいいのになぜわざわざ同じ呼び方・・・
さぞかし制作をされた伊藤さんは御堅い方なんだろうなーと思いブログをお邪魔すると
思いのほか漫画やサブカルに精通してらっしゃるようで(好きな漫画家さんの展示を見に弾丸で東京に行ったり!)
ちょっと親近感沸いちゃいました。
興味のある方は覗いてみてください^^
→ブログ: 「Realistic Virtuality 現実的な仮想性: 伊藤隆介/制作の周辺」
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