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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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【別離】不幸の連鎖。ちょっとずつ皆悪い。イスラムは厳しい。 

アカデミー賞前後に、スカパーで色々特集していたので色々と観ていました。
ノミネートされたものを全部観る、というのはなかなか難しい(好きじゃないようなのもある)のですが
その中でも外国語映画賞は、色々な国の優れた作品が肩を並べるので面白いです。

こないだの2014年度(第87回)は、ポーランドの【イーダ】という作品が受賞していました。
今回はイラン映画の【別離】です。
2011年度の外国語映画賞受賞しています。

ベルリン映画祭では金熊賞、84回のアカデミー賞では外国語の他に【アーティスト】や【ミッドナイト・イン・パリ】と肩を並べて「♠アカデミー脚本賞」にも選ばれた素晴らしい作品です・・・が、思ってた(想像してた)のと全然違った!!
てっきり「母と子が戦争で離れ離れに・・・」とかそんなん想像してたら、もっとリアルな話だった。

イラン映画といえば【ペルシャ猫を誰も知らない】くらいしか観たことがないのですが、とても心に残っている映画です。
感想書いていたと思って探しても、記事見つけられない・・・と思ったら検索窓が機能してないの。なんで?
3年前の感想はこちら→【ペルシャ猫を誰も知らない】

この映画を観て、私たちに普通であることがイランでは「罪になる」ということを知った。
車に犬を乗せていたら、もう罪なのです・・・。
とても良い映画なのでオススメです。
この作品はゲリラ撮影を決行してるので、ドタバタと勢いで展開していきますが、【別離】はじっとりゆっくりと、そのイランの特殊な(私たちとは違う)生活や宗教観をみることができます。

映画でよくあるのが、ヨーロッパにおけるヴァンパイヤだったり、アメリカの悪魔の存在だったり、日本人になじみがない話を盛り上がってされると、ちょっと置いてけぼり・・・を感じたりします。
本作では日本になじみの薄いイラン文化で置いてけぼりか?!と思いきや、実に興味深く観させてもらいました。

今でも日々色々な報道で耳にする「イスラム」と言う言葉ですが
未だに女性差別は根強く残っているそうで、本作でも垣間見ることができます。

主人公家族(A)は妻がわりと新しい考えの持ち主で、娘の将来のために海外移住を考えています。
そんな中、夫の父親が倒れてしまい、離婚危機に。

この夫婦が別居となり、父親の介護にきたのがもう一つの家族(B)の妻。
イスラム教では家族以外の異性の体に触れたり、裸を見たりというのは禁止行為なのだそうですが
「介護の現場」は触れ合いと裸の連続じゃないですか。
じゃあ困るならなんで来たの・・・と。

ある日徘徊するおじいちゃんを縛り、出かけたB妻。
そこへA夫が帰ってきまして、おじいちゃんがベッドから落ち、気絶している現場へ遭遇するわけです。

もちろんA夫は怒るじゃないですか。
でも、それぞれの人間に言い分があって、皆一概に悪いとは言えないし、皆ちょっとずつ悪い。
ラストの4歳の女の子の目つきと言ったら・・・。

実を言いますとこの「おじいちゃんベッドから落下事件」が起きるまで、わりと流し観をしていたんです。
その後の展開は怒涛のように惹きこまれ、前半にもかなりの伏線があったのかと思うとなんとなく観てたことに後悔しましたよ。
観ようと思ってるかたは、作業の手は休めてじっくり気を据えて観ることを推奨します。

今日の一言:4歳の子どもがいて、何か月も無職はいただけない。


こちらはカナダ&フランスの作品ですが、同じくイスラム教、レバノンのお話
【灼熱の魂】2012上半期・衝撃度no.1/究極の母の愛

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Category: ☆中東

Thread: ★おすすめ映画★

Janre: 映画

Tag: ♠アカデミー脚本賞  2011    ♠アカデミー外国語賞  イスラム教 
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