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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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『MOMENT』本多孝好 

たまに古本屋に行っては、数冊まとめ買いをするのですが

これも買ってて読んでいなかった本でござんす

MOMENT (集英社文庫)MOMENT (集英社文庫)
(2005/09/16)
本多 孝好

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本多孝好さん、知らなかったんですが、売れてる方みたいですね。

自分は、映画なんかは、ミステリーとかあんまし見なくて、

本もダラダラと日常のことを書いてる、みたいなのが多かったんですが

最近そういうのに手を出し始めたので。

病院の掃除夫のバイトをしてる学生さんと患者さんの話。

帯には

「あの病院にはね、以前から語り継がれている一つの噂話があったんだ・・・

そして僕は、死を前にした人たちの願いを一つずつ叶えていく。・・・・」

と書かれていて、なんだか心あたたまる話を想像しますが

そんな生ぬるいもんじゃなく、

嫉妬、ねたみ、孤独、復讐心みたいなものがさらさらと描かれています。
4つの話で構成されています。

1.FACE

戦争、高度経済成長期を過ごしてきたおじいさんとの話。

戦争中に出会った人の、息子たちの様子を見て欲しいという願い。

「FACE」とは、なんの顔か。

2.WISH

いつ心臓が止まってもおかしくない14歳の女の子。

修学旅行で一緒に写真を撮った人を探してほしいという願い。

これは彼女の恋なんだろうか。

3.FIREFLY

いつも「お見舞いにきてほしい」と、誰かに電話している女性。

寂しいはずなのに、毎日を淡々と過ごしている。

彼女の幸せとはなんだったのだろう。

4.MOMENT

病院に語り継がれている噂話。

その謎が徐々に解けます。

死を覚悟したら、人は何を思うだろう。

楽しかった思い出か、好きだった人か。

この本は、自分ではできないやり残したことが書かれています。

それは当人にも、他人にも幸せなこととは限りません。

それが正しかったかどうかもわかりません。

死について、少し考えさせられます。

「おっ、そうくるか!」

「大どんでん返しだ~」

という表現は、ほとんどありません。

ゆるやかに、じんわりと謎が解けていきます。

その謎も、結果ははっきりとは書かれていません。

 自分の愛する人が苦しんでいて、死にたいと思っていたら、

 死なせてあげるのが本当の愛だろうか

 自分の愛する人が死にたがっているけど

 やっぱり傍にいてほしいと懇願するのが愛だろうか。

私の祖父は、12歳のとき倒れ、15歳で他界しました。

12歳のとき死を覚悟していたので、

一度よくなり、その後入院、そのあとの死は、心の準備ができていました。

いい年して、リハビリや入院生活に頑張ったと思います。

ゆっくり休んでね、という気持ちでした。

でも、旦那さんや子供、友達だったら、きっと違う想いだろう。

それは実際に経験してないからわかりませんが・・・

「必殺仕事人伝説」という表現は、ちょっとダサイような・・・ 汗

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Category: *小説

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