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シネマ★コロポックル

サブカル女子÷おっさん=映画好きへっぽこ主婦

 

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『卒業』重松清 

あけましておめでとうございます。。。

ずっと気になってて、初めて読みました。

重松清さんです

卒業 (新潮文庫)卒業 (新潮文庫)
(2006/11)
重松 清

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一言に「卒業」といっても

人それぞれに様々な「ゆるす・ゆるされる」という考えからの解放

=縛られてた何かから、卒業。


4つの話から成ります。


1 まゆみのマーチ

母が危篤。

その病室で、兄妹が子供の頃のことを話す。

まゆみ(妹)は幼い頃からクラスに馴染めず、落ち着きのない子だった。

今で言えば病名が付くかもしれないし、対応もさまざまだろうが

当時はそんなこ珍しかった。

まゆみは学校に行けなくなった。

それを大好きな「母」と乗り越える。


主人公は父となり、まゆみのように学校に行けなくなった息子に悩んでいた。

母がまゆみを勇気付けた「歌」はどんなんだったんだろう。



2 仰げば尊し

厳格な教師だった父。

ある日病で倒れ、自宅で看取る覚悟をする。

主人公は父と同じ「教師」になり、問題のある生徒を抱え悩んでいた。


「死」に興味のある子供。

どこまで本物の「死」と向き合わせていいのだろう。


生徒に厳しく、嫌われていただろう父。

だれもお見舞いにこないまま寂しく見送るんだろうか。


3 卒業

14年前、親友が自殺した。

お腹の大きい奥さんと、もうすぐ産まれる娘を残して。

14年経って、中学生になった娘が尋ねてきた。


彼女もまた学校で友人関係に悩み、

「自殺」という言葉を軽々しく使っていた。

新しい家族と、幸せなはずでは?


主人公の男もまた、仕事がうまくいかない。


主人公も、娘も、その家族も、「過去」から卒業できるだろうか。

新しい一歩は。


4 追伸

幼くして、母が病気で死んだ。

継母が現れ、母の家具が、家が、どんどん色あせていく。

後に存在を知る「母が死ぬ間際に自分宛に書いたノート」を渡してくれず

継母のことを許せないまま少年は成長する。



自分も息子がいて、腐っても母なので

「まゆみのマーチ」はグっときたし、優しい気持ちになれた。

なんの難しい小細工もいらない。

ただ、子供に愛情を、あなたのことが大好きだよ、と伝えてあげればいい。

恵まれているから、子供にイライラしたりするし

子供に「ここまでおいで」と言ってしまいがち。

でも、手を出して待つんじゃなくて、

「一緒に歩き、立ち止まったら自分も立ち止まってあげること」が

大切なんだな、と思った。


2、3は、まさに今の時代を象徴するような。

2はまだすんなり読めたんですが

3の女の子の喋り口調とかに違和感があって

そこはやはり歳を召された男性が書いてるというか

なんというか、ちょっと入り込みずらかったので・・・。


4、追伸。死んだ母のノートに書かれた継母の「追伸」が許せなかった。


最初は死んだ母の立場で読んでて、

愛していた息子に忘れられるのはイヤ。と思ったけど

そのうち不器用で人付き合いが苦手な継母に感情移入してしまった。

息子に嫌われ一生を過ごすのか。

辛かったろうに。


実はもう半年以上実母と会っていません。

理由はいろいろありますが・・・

今年は去年より優しくなれますように。


知り合いでたまーに読んでくれるみなさん、

今年もよろしくお願いします。

たまたま読んでくれたアナタ。

今年1年良い年になりますように。



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Category: *小説

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